どうも、禿スキンです。
今回は、オタク・ゲーマー向けのPC環境のおすすめを初心者向けに紹介していきます。
パソコンの世界というのは日進月歩、成長のスピードがとてつもなく速い業界となっていますので、1年後のパソコンは時代に取り残されることもあります。(やや言い過ぎ)
また、パソコン本体だけでなく、付属するデバイスも様々なアイテムが存在してますので、何を揃えたらいいのかわからないと思います。
僕は10年前から自作PCを4台組み、2台をBTOショップで購入をしてきた経験がありますので、とりあえずパソコンでゲームしたい方やオタク活動するのに必要なパソコンを揃えたいという方向けに記事を書いていきます。
率直に言うとPCゲーマー用の環境を揃えればオタク活動に支障はない。
PCでゲームをやりたいという願望を持つ人はここ最近増えてきていることだと思います。
CS機(コンシューマ機・家庭用機)は転売屋に買い占められて市場には出回らず、本当に必要としている人達に行き渡っていない現実がある。これは非常に良くないことだと僕は考えている。昔はゲームといえば子供の遊びと揶揄されたものだが、今は時代が変わってゲームも胸を張って職業にできるような時代に変わりつつあるので、大人でもゲームを趣味や本気の活動の場として利用しているから。
ゲーム環境は変わりつつある。
次第に快適な環境でゲームをやりたいという人達は年々増えていくことと思う。こんな記事を読んでくれている方もPC環境揃えてゲームを快適にやりたいと考えている方は多いだろう。
僕は自分の経験を生かして、PCゲームをやる際に必要な情報を伝えていきたい。
1.PC環境を揃える目的を明確にしよう
パソコンは何かをするために使うためのツールである。
今回の記事ではゲーマー向けということで記事を作成しているが、ただネットサーフィンして動画を鑑賞したいだけといった使用用途であるならばスペックの高いパソコンは用意する必要がそもそもない。
また、ゲーマー向けといっても、グラフィックのクオリティを上げて快適にやりたいのか、低スペックのゲームをちょこっと遊んでみたいという程度によっても揃えるべき環境の目標設定が変わってきてしまうので、最初に目的を明確にしておくことは必ずやっておくべきことだろう。
2.最低限必要なものを確認してみよう
初歩的なことであるが、PC環境で最低限必要なものを確認しておこう。
- パソコン本体
- ディスプレイ(モニター)
- マウス
- キーボード
上記4つは間違いなく必要なものになる。
3.あれば助かるものを確認してみよう
最低限必要なものがわかったら、次はあれば便利なもの、助かるもの、補助的なデバイスを考える。
- スピーカー
- ヘッドセット
- マイク
- オーディオアンプ
- 大きめのマウスパッド
PC環境を拡張させるには上記のようなものが役立つだろう。
パソコン本体について
パソコンとは内部にいくつかの主要パーツの集まりでできている。
CPU
こちらはパソコンの頭脳で、処理スピードに関わるパーツ。
基本的には数値が高いものが高性能という具合でレベルを知ることができる。
コア数が多い方が並列処理に強く、ハイスペックを必要とするゲームをやる場合はコア数が多いものをなるべくそろえる必要がある。
また、性能が低いCPUを選択してしまうと後述するグラフィックボードをいくら高性能なものを積んでも性能をフルに発揮することができないので、CPUとグラフィックボードのレベルはある程度揃える必要がある。
グラフィックボード
こちらは画像のクオリティに関わるパーツで、こちらもPCゲーマーを目指すなら必ず知っておきたい重要パーツの一つ。
解像度を上げようとするとグラフィックボードに積んであるメモリを消費するといった認識で良く、高性能グラフィックボードであれば画質設定を高画質にしてもカクカク画面がしないで済むようになる。
ただし、グラフィックボードのみを高性能なもので用意しても、結果的にマシン全体パワーが低ければフルに力を発揮させることはできない。
特にグラフィックボードは高性能であればあるほど消費電力も高く、定格出力の高い電源ユニットを用意しておく必要があり、高負荷がかかるようなゲームをやる場合は、パソコン本体が電源ごと落ちてしまうという欠陥PCになりかねない。
メモリ
こちらは、一時的に記憶をしてくれるパーツで、パソコン上で処理することが多ければ多いほどメモリは高い方が良い。
価格自体そこまで高くないため、安定を求めるのであれば現状トータルで32GBのメモリを積んでおけば問題はないだろう。
容量
こちらは、画像や動画、PC本体のシステムデータやゲーム本体データ等を保存しておくことができるものとなるため、基本的に容量は大きければ大きい方が良い。(大は小を兼ねる)
最近は大容量のゲームもたくさんあり(グラフィックの進化に伴い)、最低でも1TBのHDDは備えておいた方が良い。
また、HDDとはハードディスクドライブの略であり、近年ではSSD(ソリッドステートドライブ)という読み込みスピードに特化したものが出てきている。
ゲーマー向けPCという意味で僕は圧倒的にSSDをおすすめします。
SSDは高性能で高額という代物であり、特徴として読み込みスピードがHDDよりも圧倒的に早い。
読み込みスピードは馬鹿にできない。日々のパソコン起動する際の読み込みが早ければ、HDDよりも早く次の操作をすることができるため、時間の節約になる。日々や年間を積み重ねればその差は歴然。
もちろん、電源ボタンを押して起動までの待ち時間が短くなるので本人のストレスも緩和されます(笑)
ゲーマー向けという意味では、マップ移動やデータ読み込み(now loading)といったものが劇的に短くなり、ゲームによっては他の人よりも一歩早く行動ができたりと優位性が見込める。
よって、僕としてはSSDをPC本体システム及びゲームを保存し、HDDは大容量で準備して画像や動画を入れるような使い方が理想だと考えます。費用を考えないのであれば、全部SSDがベストです(笑)
電源
こちらはパソコン本体の内部で最重要といってもいいかもしれない要です。
全体の消費電力を賄える定格出力を備えていないとPCが落ちます。消えます。使えないです。
BTOショップなどであれば基本セットの1ランク上を選んでおけば問題ないと思います。
ゴールドPLUS80など電源のクオリティを保証するものもありますし、メーカーで信頼度も変わったりしますが、僕はシーソニック製(seasonic)をおすすめします。特に問題起こしたことがありません。
周辺デバイスについて
PCゲーマーはデバイスに拘ります(笑)
特に体に触れる部分が大事であり、ゲームのジャンルによっても揃えるべきデバイスは変わってきますので、それぞれ記載しておきたいと思います。
基本編
マウス
DPI(dot per inch)ドットパーインチの略で、マウス選びならこれは必ず見ておくべきでしょう。
簡単に言うとゲーマー用マウスは高DPI設定が可能です。
自分好みのマウス感度を設定するためにもDPI設定の幅は広い方が選択肢が広がるため有利です。
後は形や色や重さなどの要素が好みによって変わってきますが、DPIは高いもので間違いないです。
MMORPG何かや技をたくさん使うゲームなどではボタンがたくさん付いたマウスを使うなどの選択肢もあるので、ロジクールやレーザーといった大手有名メーカーのゲーマー向けモデルから選べば間違いないでしょう。
キーボード
キーボードも拘るべき部類のデバイスですね。ほぼ毎日触ることになりますから(笑)
打鍵音や大きさ、ショートカット機能が付いているかなどが選ぶ時のポイントになります。
こちらも様々な製品が世に出回っていますので、使用用途によって選ぶ基準が変わります。
僕が考えるゲーマー向けキーボードは、テンキーレスというのが一つ大きなポイントだと考えます。
テンキーを使うゲームってそんなに多くなく、FPSなどのマウスとセットでキーボードを使う場合については、間違いなくテンキーは邪魔です(笑)マウススペースは広い方が何かと便利ですので、テンキー付きの大きいキーボードは優先順位が低いと考え、もしテンキーが必要になったとしても追加でテンキーのみを追加購入すればいいだけなので、最初から無いものを選んでまったく問題ありません。
ディスプレイ(モニター)
ディスプレイも間違いなく毎回使うことになるので製品選びは拘りましょう(笑)
選び方の基準としては、まずIPSパネルというタイプから選びましょう。色が鮮やかで広い角度から同じように綺麗に見ることができ、普段から不満無く画面を見ることができるでしょう。
反対にTNパネルというものが有名ですが、こちらは画面に対してほぼ真正面からしか色がしっかりと表示されない仕組みで、応答速度は速いのですが、今ではIPSパネルタイプでも十分速い速度も出るため、TNパネルは後で後悔する可能性が高いのです。
また、ディスプレイは様々なメーカーごとの機能もついていますが、確認しておくべき一番大事なことは入力端子の種類です。
家庭用ゲーム機であればHDMI端子が一般的なのですが、PCゲーマーとしてはDP端子が必要となることが多いため、こちらを確保するようにしましょう。CSもPSもやるゲーマー(僕みたいな)については、両方ついているものを選んでおけば大丈夫です。
ゲームのジャンルによりますが、FPSや格ゲーのような画面への表示スピードが遅い応答速度のものは避け、応答速度1~5MS程度のものをそろえるようにしましょう。僕としては後で拘ること間違いないので、ディスプレイは予めハイスペックなものを揃えておき、追加購入をできるだけしないようにしてます。(それでもついつい買っちゃう、それがディスプレイ)
そうそう、サイズについても触れておきますが、最低でも24型からが良いと思います。パソコンを操作するにはちょうどよいサイズで、42型とかをパソコンとして操作するのはおすすめできず、大きくても32型程度でしょうか・・・。僕は24~27型がちょうどいいですね。
それと、同じサイズのモニターで揃えておけば後々はモニターアームも揃えてダブルやトリプルモニターで使いやすくなりますので、こちらも将来を考慮しておくといいでしょう。
ヘッドフォン(ヘッドセット)
スピーカーとも思いましたが、ゲーマーならやっぱりヘッドフォン(ヘッドセット)ですよね!!
※もちろん普段使いとしては、スピーカーはあった方が便利です。
音の分野というのも拘り始めるとキリがない沼になっていますが、ゲーマー向けという意味ではサラウンドで聞こえるタイプのものをおすすめします。
ゲームのジャンルにもよりますが、音で相手の場所を探るなどといったFPSやTPSみたいなゲームでは非常に重要なデバイスとなります。耳エイムなんて単語も存在するぐらいですからね。
僕としては、あまり拘りは無いのですがそれでも、ロジクールとsennheiser(ゼンハイザー・EPOS)という有名メーカーの製品を使っています。ロジクールはゲーマーご用達メーカーで大体そろいますので、一色で染めてみるのもいいでしょう!
さらに上を目指す方向け
マイク
discodeやスカイプ、ゲーム内チャットなどで音声会話を考えている方はマイクは拘った方がいいですね、間違いない。
というのも、ヘッドフォンは自分が聞こえていれば良いものですが、マイクは相手側にしっかりと伝える必要があるためクオリティの高いものを用意しないと相手を不快な気持ちにさせてしまうからです。
環境によっては大きな声を出しづらい方もいらっしゃると思いますが、小さい声でもしっかり鮮明に音を拾ってくれるような製品を用意しておくことをおすすめします。
音が割れたりノイズ音がたくさん拾ったりと、マイク関連トラブルは円滑なコミュニケーションを阻害しますので、優先順位高めで良いものを最初に揃えた方が後悔はないと考えます。
僕のオススメは、elgato製のマイクでして、マイクアームと組み合わせれば口元まで伸ばして使えるので便利です。(マイクアームは一般的なものを使えば大体のマイク製品で使うことができます)
マイクにもカラオケで使うようなものから歌手が収録に使うようなコンデンサーマイクという繊細なものまであります。クリアな音という意味で僕はコンデンサーマイクをおすすめします。
オーディオアンプ
こちらは、上記マイクやヘッドフォンなどをパソコンと繋げる中継役として使うデバイスとなります。
製品によってはオーディオアンプやミックスアンプと呼ばれる類であり、マイクやヘッドフォンの製品によって必要な場合や不要でそのままPC接続できるものなど様々あるので選ぶ際は注意が必要です。
このデバイスは中継する際に音量調整からイコライザ設定、ゲームごとの特殊設定など様々な機能が用意されているものがあります。仲介させることで間違いなくマイクやヘッドフォンの真価を発揮させる助力となりますので、揃えておいて損はありません。ただ、音の製品というは結構デリケートなものだと思っていて、メーカーが違ったりすると相性悪いなども存在しますので、レビューなど参考にするとよいでしょう。
参考までに僕は、ゼンハイザーのヘッドセットと同じゼンハイザーのアンプを使っています。
その他環境について
ここまでは必要性が高いものを挙げてみましたが、ここからはPC環境そのものにも焦点を当てます。
PCデスク
こちらはディスプレイ、キーボード、マウス、スピーカー等を載せることが主な役割になるかと思います。好きなフィギュアをセットしてニヤニヤしながらPC環境を整えるというオタクの夢も載せることができます(笑)
ディスプレイを設置する際は直置きではなく、モニターアームをデスクに噛ませることをおすすめします。デスク上にスペースが生まれるし見た目がすっきりします。また拡張性も上がるため生産性も向上します。
デスク選びは耐荷重が重要になりますので、ディスプレイをトリプルモニターにするといった運用を考えている場合はその将来も見据えた耐荷重を選ぶようにし、未定ならば少しだけレベルを上げたしっかりしたデスクを予め購入するようにしておきましょう。
デスクに限った話ではないのですが、バウヒュッテというメーカー製品が僕のおすすめで、黒を基調とした製品が多く、ゲーマーのことを考えたものが多数用意されています。
ゲーミングチェア
最近ではわざわざ「ゲーミング」ってついてるチェア(椅子)がたくさん出ています。
レーサーシートみたいなものが流行っていますが、要は椅子として長時間座れるようなものであれば何でも良いと思います。僕の場合はDXRACERという製品を使っていますが、元々あまり姿勢が良くないので長時間は気持ちよく座ることができてません(苦笑)
また、座るといっても、胡坐(あぐら)をかいて座れるようなタイプやオッドマン(足置き)も組み合わせてみるなど様々な環境構築が考えられますので、各々に合わせたPC環境構築を楽しめますね。
マウスパッド
なぜ?という感じですが、FPSゲーマーには大きいものをおすすめします。
家庭用機ではコントローラー(パッド)を使って操作するのが一般的ですが、PCではキーボードとマウスが一般的です。もちろんゲームによってはコントローラーをPCに接続してプレイもできます。
PCゲーマーはマウスを使うことが一般的であり、その感度設定をする関係上、マウスを30㎝近く横にブンブン降るようなプレイスタイルの方もいるから、マウスパッドは大きい方が良いのです。
※振り向き何cmというのがマウサーでは一般的な基準となり、これは個人差が非常にでるものなので、大は小を兼ねるという意味で、マウスパッドは大きいが正義です(笑)
まとめ
みなさんいかがだったでしょうか。
こちらの記事では細かい製品や型番などは挙げていませんが、基本的な考え方を抑えることはできる内容になっているかと思います。
僕の方でもブログを拡張させていく中で各項目ごとにさらに具体的な内容を載せていく予定ですので、PCゲーマーを目指す初心者の方の役に少しでも立ったのであれば幸いです。
ゲームジャンルにもよりますので、それぞれに適したものをこれからも提供できればと思います。
それでは。
コメント